会場は商店会、県、市役所、商工団体、市内学校の関係者など、約60名の方にご参加いただき、活発な議論、貴重な意見交換の機会となりました。ご来場いただきました方々、また本会開催にご尽力、ご協力いただきました関係者の方々に、厚く御礼申し上げます。
■開催日時: 2011年6月28日(火) 18:00~20:45
■主 催: 遊歩ッ区の街実行委員会/まるひろ商店会
■後 援: 東松山市/東松山市商工会
●プログラム
1.ご 挨 拶: 東松山市 森田 光一 市長
2.基調講演: 「これから地域と共にどう生きるか」 多摩大学教授 望月 照彦 教授
3.講 演: 「地域の未来図」DVD鑑賞
(多摩大学大学院 地域マネジメント研究グループ 制作)
4.パネルディスカッション
・松山女子高校教諭(松山高校OB) 高橋 裕樹 氏
・東松山市民の会、まちカフェ経営 松本 浩一 氏
・松山女子高等学校生徒会 副会長 渡辺 麻莉子 氏、千葉 穂乃実 氏
・埼玉県議会議員 江野 幸一 氏
・東京電機大学理工学部建築都市環境学科2年生 福井 遼 氏
・医療法人社団保順会ケアマネージャ 辻 敏子 氏
・東松山市商工会商業部長 利根川 實 氏
・まるひろ商店会会長 小沢 政治 氏
・ファシリテーター 坂西 元 氏
(多摩大学大学院 地域マネジメント研究グループ,NPO法人危機管理研究会所属)
●望月照彦講演のポイント
東松山のまるひろ通りは、広い道「ブロードウェイ」が伸びる。すでに、よさこいソーランが実施されているが、ここを、さらに「ミュージカルタウン」にして、世界を相手に売り出すことができたら楽しいだろう。欧州の街では、市民が観光客のために民謡を歌ってくれたりする。これも「タウンミュージカル」のひとつだ。まちの中に音楽を入れる特区のような構想で、発表のために小さなステージを作り、街かどでできるような形態を考えてみるのもいいのではないか。
全ての人たちが、誇りを持てるブランドがあるのは素晴らしい。「まちを舞台として市民が表現したいことを表現できるまち」へ、知恵のある人は未来シナリオを、支援できる人はファンドを、伝えたい人はアクターとして、夢のあるステージを作ってほしい。商店会のイベントに、地元の学校の生徒を参加させるという、開かれた学校の姿があるのはユニークだ。まちづくりは楽しい。大きな夢や目標のイメージに向かっていくことで、市民一人ひとりの想いが集約される。
詳しくは、こちらを参照ください 研究員:千葉博也